私はもともと、分子シミュレーションを専門とする研究者として、アカデミックの世界で研究に取り組んできました。滋賀大学に着任してからは、企業との共同研究を通じて、データサイエンスによる課題解決に携わるようになりました。
当時は統計学や機械学習の専門知識を十分に持っておらず、書籍や論文を読み、試行錯誤を重ねながら独学で学びました。その中で実感したのは、問題解決で本当に重要なのは、高度な分析手法そのものではなく、「課題を正しく設定し、問題を整理・分割し、仮説を立てて検証を繰り返す」というプロセスであるということです。研究活動で培ってきた考え方は、データサイエンスの実践においても大きな力となりました。
現在、生成AIの登場により、私たちの働き方は大きく変わろうとしています。生成AIは、これまで専門家しか扱えなかった知的作業を支援する、非常に強力な「知的重機」です。しかし、その力を十分に引き出すためには、統計学や機械学習の基本的な考え方を理解し、適切な目的と方法で活用することが欠かせません。重要なのは、AIを使うことではなく、AIを使って正しい問題解決へと導くことです。
Good Process株式会社は、そのような時代において、データサイエンスや生成AIを適切に活用し、課題設定から分析、意思決定、現場への定着まで、一貫した問題解決を支える組織づくりに貢献したいという思いから設立しました。
技術は変化し続けます。しかし、良い成果は、いつの時代も良いプロセスから生まれます。私たちは社名に込めたこの理念のもと、お客様とともに持続的な価値を創造してまいります。
2026.07.07.
Good Process 株式会社 代表取締役CEO
高柳 昌芳
